学校説明会や見学会、授業体験や文化祭など、中学校を見に行く機会はいろいろありました。

私は数えてみたら20校ほど行ってました。

多いのか少ないのかはわかりませんが、よく行ったなあと自分をほめてあげたいです。だれもほめてくれないんでね。

初期・むやみやたら期

20校にものぼったのにはワケがあります。

わが家の場合、三つの段階にわかれていたように思います。

5年生から6年生の夏休みにかけて、こどもの成績関係なく、あこがれや興味で学校を訪問しました。むやみやたら、と書きましたが、一応選んではいます。

共学か別学(女子校、男子校)では、娘は共学がいいと言っていましたが、そこはまだあやふやな段階。

急に女子校と言い出しても対応すべく、気になる学校を片っぱしからチェックしていました。

超難関校生徒の「オレ、燃え尽きたんで」に驚愕する

成績関係なく行ってしまったある超難関校でのことです。

生徒たちに「勉強大変ですかー?」と、のんきに話しかけていた私。

少し話していると、そのうちの一人の男子生徒が「オレ、受験で燃え尽きちゃって、全然勉強してない」というのです。

おお、燃え尽きたって本当に?と内心驚いていました。

でもそれ以上に、自分を客観的に見ていることに感心しました。

受験で燃え尽きて、勉強に身が入らない自分の状態を自分で把握しているのが、すごいなあと思いました。

その生徒、部活の仲間とわいわいと楽しそうでした。

苦しいこと、いっぱいあったんだろうな。彼のこれからの楽しい日々を祈らずにはいられませんでした。

説明会、簡単に参加できると思うなよ

この初期は、学校説明会の予約争奪戦のすごさを実感した時期でもあります。

わが家は志望校がまったく絞りこまれていなかったので、カレンダーは「〇〇校、〇時から予約開始」の文字で埋め尽くされました。

夜中の0時予約開始とかありましたね。スマホとパソコン2台駆使しているママ友もいました。

この苦労はやった人にはわかると思います。

必死で早打ち入力しても、画面がフリーズしたり、やり直しになったり。そのあげくの「満席」。

予約できなかった学校については、キャンセルが出ないかチェックし続けなくてはなりません。

学校訪問というより、訪問するための予約の苦労が大変すぎて、書かずにいられませんでした。

予約がんばったみなさま、お疲れ様でした。

今がんばっているみなさま、自分をほめてあげてください。