冬になると本格的に過去問に取り組みます。
そのボリュームは想像を絶しています。
過去問の厚いふとんに押しつぶされないよう、気をつけなくてはいけません。
学校ごと×受験日程ぶん×4科目
4科目で受験するなら、各学校の過去問も4科目やります。
4科目×毎年ぶん。
しかも複数日程のある場合は、毎年ぶん×受験日程の回数ぶん。
さらにそれが受験予定の各学校の数年間ぶんあります。
なんなら解答を見て自分で採点もします。
きょうは○校○年の1日目をサッとやっちゃってねー、なんて気軽なものではなかったです。
当然、まちがった問題の見直しも発生します。
あまりに難しすぎる問題は、まちがっていてもパスしていいといわれています。
それはありがたいのですが、パスの見極めが必要で…
あまりに過去問のスケジュールをぎちぎちにしすぎると、ふつうの学習をする時間がけずられます。
過去問と通常の受験勉強とのバランスをどう取るか。
計画や予定が狂ってもあわてずに、試行錯誤を続けるしかないようです。
過去問の採点結果をどう受け止めるか
成績に波があったわが子。
ほとんどの受験生がそうかもしれません。
一定の成績をキープとか、右肩上がりを続けている子のほうが少ないでしょう。
模試の結果にふりまわされる日々が終わったら、過去問の結果にふりまわされる日々が始まります。
しかも入試本番は目前。
いや、ほんとはふりまわされないほうがいいんです。
私も気をつけようとは思っていましたけどね…
模試の結果がいまひとつでも、過去問の採点結果がいい場合があります。
問題と相性があるなんてききますが、私はよくわかりませんでした。
ですが娘本人からすると、取り組みやすい学校と、模試の結果はよかったのに、とても難しく感じる学校があったようです。
それが相性なんでしょうか?
わが子は2月に合格はひとつでした。
その学校の過去問のできは、ぎりぎり合格点が続いていました。
入試直前にやった最後の過去問。
合格点を下回り、しかも、難しかったそうです。
さすがに娘は泣いていました。
一回の過去問の結果ではなく、これまでを見ようと励ましました。
なんとか気持ちを立て直したというか、やるしかないので、予定通り受験しました。
過去問は、同じ学校の同じ科目でも、当然さまざまな問題があります。
何年ぶんもあるし、日程が多い場合は何日ぶんもあります。
その中でたまたま苦手な問題にぶつかる場合もあるのです。
模試の成績はあくまで、全員が同じ問題を解いた上での結果。
やはり学校別、日程別では、模試からは予想もつかない問題が出てきます。
そのような問題をいかに解くかが力なのでしょう。
過去問イコール本番の問題なのですが、同じ問題が出ることも2度とありません。
同じような傾向の問題が出ることはあるでしょう。
模試も過去問も、本番の結果とはイコールではありませんでした。
とっても信頼できる、参考資料だったなと思っています。