過去問をせっせとコピーしました。

あの倍率、けっこう大変ですよね。

各ページに書いてある倍率どおりに設定して拡大コピーすれば、実際の問題用紙と同じサイズになります。

過去問は一冊の本なので、元の問題用紙よりもほとんど縮小されているのですが、その倍率が131パーセントとか124パーセントとか(イメージ倍率)・・・細かすぎて参った!

しかも科目ごと、年ごとに違うし、問題用紙はまた別の倍率だったりして。

奥深い過去問コピーの世界

一度だけ過去問のコピーを夫に頼みました。

ここに倍率が書いてあるからその通りにって言ったのに、独自の考えにもとづく独自の倍率でコピーしてきました。

二度と頼みませんでした。

そこはねばって夫に慣れてもらうより、本当に自分でやったほうがいいと思いました。

少々倍率が違ってもいいやーと思った時もあります。

ですが、そのままコピーすると小さすぎて、計算やメモを書く余白もなかったりするので、何かしら拡大しなくてはいけません。

適当に倍率を設定するっていうのも実は難しくて、妙に端っこがはみ出たり、異常に余白がありすぎたり、なかなかちょうどよくはできないのです。

つまりは書いてある通りに、一科目ごと、地道にするしかないのです。

ピコピコとコピー機の倍率を設定して、用紙をA 3にしてみたりB4にしてみたり、過去問を横にしたり縦にしたり。

書いてある通りにコピーしたのに、問題の途中で切れていて心の中で泣きながらコピーしなおしたり。

コピーを確認したら、次のページへ。

新たな倍率を設定し、用紙サイズも設定しなおす。

ああ、あと20ページあるなあとか思いつつ、ピコピコピコピコ...。

かさつく指先

冬で乾燥しているので、手や指はかさかさに。

たまに紙で指先を切ったりして、薄くにじんだ血をじっと見つめる...。

コピー用紙に血がつかないようにティッシュで押さえつつ、コピーを続けるのでした。

涙ながらには語れない感じになってきました。

わが家は受験用のコピー機は購入しなかったので、コピー機が数台ある近所の店に行っていました。

寒い朝、真っ赤な過去問をかかえコピー機に向かい合う日々。泣けますね。

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