真冬ですから、どんなに対策をしたって風邪をひくし、インフルにかかる場合もあります。
娘はインフルやコロナにはかからなかったものの、風邪をたびたびひきました。
実際の入試でかかった場合、対応はふたつしかありません。
保健室受験をするか、入試を見送るか、です。
保健室受験
コロナ以来、保健室での受験を認める学校がかなり増えたように感じます。
すぐに入試をあきらめないのが、まずは鉄則かもしれません。
知り合いのAくんは入試当日にインフルエンザにり患がわかりました。
高熱が出ていました。
学校に問い合わせると保健室受験が可能とわかり、親がAくんを車で学校まで連れていきました。
本人は高熱でもうろうとした状態。
なんとか試験は受けようと、がんばって参加しました。
じつはその学校は1日の本命校でした。
ふらふらでほとんど記憶がないと振り返るAくん。
結果は残念でしたが、その後急きょ決めた学校を受けて見事合格し、その学校に進学しました。
充実した6年間を過ごしたのち、希望の大学に進学することができました。
1日の結果は残念でしたが、受けたことで本人としては納得が行ったのかもしれません。
体調の回復を優先させる
入試前日にインフルエンザにかかったBさん。
受験する予定の学校は、Bさんが行きたいと熱望していた学校のうちのひとつです。
でもBさんは急激な高熱におそわれ、体調は最悪でした。
Bさんの母親は、その日の入試は休むと決めました。
そして少しでも早く体調を回復させるようつとめたのです。
その後、別の熱望校を受験したBさん。
インフルで受けられなかった学校よりも難関の学校に見事合格し、楽しく通学しています。
どのような選択でも、親子でそれを受け入れるしかありません。
どのような結果でも、未来はあると感じるふたりの話でした。