いつも大荷物とともに移動した受験期でした。持ち物を使わなくってもいいんです。備えだらけで使わなかったものがほとんどでした。

裏を返せば、使わずに済んだからよかった、かな? 

大荷物の中から、これはあってよかったというものをご紹介します。

筆記用具一式

鉛筆、消しゴム、人によってシャーペンや定規など。

受験票は忘れても(忘れないほうがいいけど)、筆記用具は忘れないほうがいいです。

こどもの友達がペンケースごと忘れたことがあります。友達に借りて、コンビニに駆け込み、なんとかそろえることができました。

筆記用具くらいコンビニですぐ用意できるでしょ、と思われるかもしれません。

削れなければただの棒

試験までそこまで時間のない中、鉛筆、消しゴムなどを個別に買うのはけっこうな手間です。

落とし穴は鉛筆削りです。鉛筆が買えても削れなければ使えません。たまに削った状態の鉛筆が売っていることもあるそうです。

でもそれを試験前のわずかな時間、しかも朝早く、しかもよく知らない駅周辺で探し出すのは難しいです。

ふつうの定規は売っているかもしれません。でも三角定規やコンパスが必要なら…。

ということでおすすめは、筆記用具一式の予備を親が持っておく、です。

使わなくてもいいんです。

私が持ち歩いた筆記用具は、一度も使いませんでした。いや、鉛筆一本くらい、予備として渡したかもしれません。

おぼえてないくらい存在感のない持ち物。

だけどあるとないとじゃ、万が一の時に大違いですよ。

ほかにおすすめの持ち物もまたご紹介します。すべてが地味です。