受験というだけで普通の年末年始ではないです。
ですが、いつもの年のようなイベント感はそっと封印。
淡々とおだやかに日常を送る年末年始も悪くなかったです。
親はラクかも?
こどもは一日中塾へ。
朝は寝坊できないし、お弁当作りもあったりしますが、それが終わればひと段落です。
ほかの家族は仕事や用事があるでしょう。
でも中心は受験生のスケジュールなので、わが家は旅行や遠出はしませんでした。
いつもの年末年始も、簡単なおせちとお雑煮を用意するくらいで、大したことはしていません。
ですが、お正月に向け、あれやこれをしなくては!というストレスから解放されるのはかなり大きかったです。
買い物もふつうにスーパーに行ってふつうに食材を買います。
掃除も大がかりにせず、ちょっと何かをプラスするくらい。
ご飯はいつものように地味なご飯を食べます。
親は夜は飲みに行きません(たぶん)。
外食も短時間で近所に行くくらい。
友人や親せきの集まりにも基本的には参加しません(わが家は参加したので、こどもの疎外感が…)。
平穏、ということばが浮かんできます。
平穏すぎて毎日昼寝をしないように気をつけてください。
こどもは戦いの真っ最中
昼寝ならいいのですが、平穏すぎて親の気持ちがゆるんでしまうのがこわいところです。
新年の静かな町で、ぽかぽか陽気の中を歩いていると、こどもが受験真っ最中ということを一瞬忘れてしまいます。
私だけかもしれませんが。
だけど、こどもは朝から夕方まで塾に缶詰めでがんばっています。
塾で友達に会えたとしても、遊ぶこともゆっくりおしゃべりする時間もありません。
苦手をつきつけられ、順位をつきつけられる中、入試が迫ってきます。
塾の先生からはハッパをかけられ、親からも真剣みが足りないなど言われます。
楽しいことがたくさんできるはずの冬休み、毎日毎日勉強しています。
だからこそ、平穏なふつうの毎日が大切だったように思います。
だらだらしているように見えても、スイッチが入る気配がなくても、戦っているのはこどもです。
ついつい言いたくなるのをどれだけこらえられるか。
やっぱり家はこどもがほっとできる場所にしたいなと思います。
娘が中学生になった今も、私の課題です。