いつか本気を出すのではと思っていましたが、わが家の場合はスイッチオンもモード変更もありませんでした。
きょうはきのうの続き、あしたはきょうの続き。
だからこれまでのこどもと、現在のこどもが、すでにスイッチが入った状態だったようです。
入試前夜のお菓子作りを見守る
娘はたまにお菓子作りをします。とくに追い込まれた時に限って。
もちろん本人はそんなつもりはないのですが。
親から見ると、え、今?というタイミングでした。
そして2月1日の本番前夜にもお菓子作りのタイミングがやって来ました。
というか自分でやり始めたんですけどね。
うんうん、そうか、今から作るのか。
うんうん。
この瞬間、私は悟りの境地に入りました。
娘は爆発的に集中して勉強するタイプではありませんでした。
でもやらなくてはいけない範囲は粛粛とこなしていました。
そして、息抜きをどうするかも自分で決めたい性格です。
親がコントロールはできないので、気分転換をしつつ勉強に向かってくれたらいいかなと思いました。
みんなマイペース
とはいえ、たびたびのんびりしていると親は焦りますよね。
なんとか机に向かってもらうべく、中学校での楽しい生活について話したり、楽しそうな勉強方法を提案したりしました。
いま考えると、言っても言わなくても同じだった場合が多かったかな…。
よく言えばマイペースのまま入試に突入しました。
どの子にもそれぞれのペースがあります。
そう思うと、こども全員がマイペースと言えるのかもしれません。
行きたい中学校はありました。
娘の場合、行きたい学校の合格という目標は、どこかふわっとぼんやりしていたような気がします。
親の意向も強かった目標でしたが、娘なりに目標に向かって日々過ごしていたとは思います。
本人はこう振り返ります。
中学受験、めちゃくちゃ勉強した、と。