タグ: お正月

  • 受験生の孤独なお正月

    2024年に中学受験をした娘。

    冬休みは受験一色、冬期講習で塾通いの毎日でした。

    娘の塾は年末年始にも授業があり(先生も大変)、元日1月1日にも授業がありました。

    新年のあいさつもそこそこに、いつもより静かな通りを塾へと向かったわが子でした。

    親戚の集まりに出る両親

    わが子が塾でがんばっている中、私と夫は親戚の家での新年の集まりに出かけていきました。

    ふだんはそういう集まりはいやがる娘も、いいなあと言っていました。

    新年早々勉強することが気が重いうえに、親だけが楽しい集まりに出かけるとなれば、いい気はしませんよね。

    お年玉もらってくるから、と言ってなだめた気がします。

    本来ならば受験生に合わせて家にいてもよかったかもしれません。

    だけど久々に親戚にも会いたいので、そこは長時間にならないようにして参加することにしました。

    夫はお酒も飲んでましたね。私は一応控えました。

    飲みすぎなければいいですが。

    こどもが塾からへとへとで帰ってきて親がへべれけでは、良くないですね。

    やっぱりさびしかったお正月

    塾に行けば友達もいますし、家ではお年玉ももらえます。

    娘はおせちやお雑煮もとくに好きではないので、少し豪華なおかずを食べるくらいです。

    塾は毎日だし、かえって特別なことをしないほうがいいよね。

    私はそう思っていました。

    その後、無事入試が終わり、何かでお正月の話が出たときです。

    娘は、お正月は自分も親戚の集まりに行きたかった、と言ったのです。

    娘にとってのお正月は、過ぎてしまえば何でもない一日だと思っていたので、おどろきました。

    年末年始の塾通いは大変でした。

    友達ともっと遊びたい、自由な時間がほしいと思っていたのにはちがいありません。

    だけど親戚の集まりは、はっきり言って関心ないと思っていました。

    だけどもう小学6年生。

    久しぶりに親戚にも会いたかったし、おせちがどうこうじゃなく、みんなで楽しくお正月料理を囲みたかったようなのです。

    ひとりだけハブでさびしかったそうです。

    そりゃあそうですよね。

    またしても娘の気持ちに気づかず、料理をたらふく食べた私でした。