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  • 受験していただく、にならないように

    せっかく受験するんだから、元気にしっかり勉強してほしいです。

    たまに気がつくと、勉強をさせたいあまり、ほかのことのお膳立てを全部私がしてしまっていました。

    雑用は全部わたくしがしますので、あなた様はお勉強に集中してください、というなんだかおかしなことに……。

    勉強してほしいが受験一色にはなってほしくない

    もちろん集中してほしいです。

    そしてできれば成績が上がってほしいです。

    なんだかんだそれが本音です。

    だけど、子どもの生活が受験一色になるのには違和感がありました。

    遊びやスポーツなどはセーブするといっても、やっぱりいろんな友達とかかわって、さまざまな経験をすることが成長につながると思います。

    部屋の掃除や料理の手伝いだってしたほうが楽しいし、家族の一員としてやるべきこともあります。

    我にかえって考える

    上げ膳据え膳、好物のおやつやケーキを用意し、体調に気を使い、とやっているとハッと我にかえることがありました。

    万全の体制をととのえたから、あなたは勉強をとにかく頑張って。

    一見親としてよさそうですが、やっぱり私は首をひねってしまいました。

    本来は自主的にやるのが勉強だからかもしれません。

    あなたは勉強だけしてればいいの、となると、こどもからほかの面を奪っているような気がしたからかもしれません。

    私がこれだけやっているんだから、あなたはもっと勉強して成績を上げなさいって思うのがこわかったのもあります。

    入試が終わる前、親として確固としたスタンスを築けず、ゆらゆらしていました。

    いまだに違和感の正体をうまく言い表せないでいます。