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  • 当てにならない直観

    学校説明会や学校見学会では、目を皿に、耳をダンボにしてその学校の情報を集めます。

    メモも細かく取るし、在校生の様子もチェック。

    なのに、帰宅して振り返るとなぜか、学校の印象が頭の中でまとまらないのです。

    だれか決めて、という時に登場

    そんな時に頼りになるのが、直観。

    頭にはたくさんの情報がつめこまれています。

    しかし、しょせん中学受験初心者の私です。

    情報をどう捉えるかがわからないのです。

    あとは直観でさばいていくしかありません。たとえばこんな感じで…。

    なんかいい雰囲気だった。

    楽しそうな感じがした。

    しっかり勉強できそう。

    校内の雰囲気が明るい。

    校舎からオーラが出ていた。

    先生がいい人そうだった。

    書いてみると、なんとも幼児の感想文みたいです。

    せっかく仕入れた詳しい情報が無駄になった気がします。

    理想はあるんです。

    たくさんの情報を仕入れた上で、直観さんに最終決定をしてもらうのです。

    いろいろ調べたけど結論が出ません。

    直観さん、最終ジャッジをお願いします。

    直観「いいっすよ」

    頼んだくせに、その軽さにひいてしまうのでした。

    直観もワンオブゼムで

    いつも自分の直観を信じていて自信がある人にはいいのかもしれません。

    私はそんなに直観でうまくいったことがないかも…。

    じゃあなんで直観? だって、だれかに判断してほしいんです。

    でもだれも判断できないので、自分の中の直観さんに判断を丸投げしようというワケでして。

    結局どうしたかというと、直観さんの答えも情報のひとつとして取り入れることにしました。

    校風はこうだな、授業はこうだな、自分の直観はこうだな。

    ひとつの要素としては大切だと思います。

    でも私の場合は、直観を全面的に採用はできませんでした。

    最終判断は、あの人にしてもらうしかありません。

    その学校を受験するのか、何番目の志望校にするのか。

    直観さん以上に大事な人、それは、受験生本人でした。

  • 併願校選び 直前まで説明会に参加したワケ

    第一志望校が決まったら併願校選びです。さんざん色々な学校を見たはずなのに、なぜか日程が決まりません。

    ほんとにこの併願校でいいのかな?

    受験するどの学校にも通う可能性があります。

    そう思うと、まだ見ていない学校の中にもっとこどもに合うところがあるかも、とぎりぎりまで説明会に参加していました。

    倍率、日程…考えなおす要素が多すぎて

    何度も変更し、練りに練ったはずの受験日程ですが、出願まで変わりまくりました。

    併願校をいくつかあげたものの、やっぱりここでいいのかなと何度も考え直したからです。

    考え直したおもな理由は…

    2日目、3日目は倍率が高くなるので、併願するにはリスクがあるのでは?

    説明会には行ったけど、わが子は本当にこの学校に行ってもいいと思っているのか?

    そもそも自分自身が、この学校にそこまで魅力を感じていないことに気づいた…

    などです。

    3つめの、魅力を感じないと気づいた件ですが、私が学校を素直な目で見られなかった弊害でした。

    条件に気を取られ、学校の雰囲気がつかめてない

    どうしても偏差値や大学合格実績などの情報に気をとられて、率直にその学校の特色が見えていないのです。

    それに、こどもに合うかどうかも二の次になっていました。

    通いやすさや制服は大事です。

    それよりも本来は、学校の雰囲気、先生と生徒の様子などから、少しでもわが子が楽しく通えそうな学校を選ばなくてはいけません。

    説明会を回っても、肝心のところを見ていなかったのです。

    だから、受験が近づいてから、あれ、やっぱりあの学校でいいんだっけ?となってしまいました。

    出願ぎりぎりまで、私の迷いは続きました。いや、出願後もです。

  • 訪問した中学校は20校!予約が大変すぎて…

    学校説明会や見学会、授業体験や文化祭など、中学校を見に行く機会はいろいろありました。

    私は数えてみたら20校ほど行ってました。

    多いのか少ないのかはわかりませんが、よく行ったなあと自分をほめてあげたいです。だれもほめてくれないんでね。

    初期・むやみやたら期

    20校にものぼったのにはワケがあります。

    わが家の場合、三つの段階にわかれていたように思います。

    5年生から6年生の夏休みにかけて、こどもの成績関係なく、あこがれや興味で学校を訪問しました。むやみやたら、と書きましたが、一応選んではいます。

    共学か別学(女子校、男子校)では、娘は共学がいいと言っていましたが、そこはまだあやふやな段階。

    急に女子校と言い出しても対応すべく、気になる学校を片っぱしからチェックしていました。

    超難関校生徒の「オレ、燃え尽きたんで」に驚愕する

    成績関係なく行ってしまったある超難関校でのことです。

    生徒たちに「勉強大変ですかー?」と、のんきに話しかけていた私。

    少し話していると、そのうちの一人の男子生徒が「オレ、受験で燃え尽きちゃって、全然勉強してない」というのです。

    おお、燃え尽きたって本当に?と内心驚いていました。

    でもそれ以上に、自分を客観的に見ていることに感心しました。

    受験で燃え尽きて、勉強に身が入らない自分の状態を自分で把握しているのが、すごいなあと思いました。

    その生徒、部活の仲間とわいわいと楽しそうでした。

    苦しいこと、いっぱいあったんだろうな。彼のこれからの楽しい日々を祈らずにはいられませんでした。

    説明会、簡単に参加できると思うなよ

    この初期は、学校説明会の予約争奪戦のすごさを実感した時期でもあります。

    わが家は志望校がまったく絞りこまれていなかったので、カレンダーは「〇〇校、〇時から予約開始」の文字で埋め尽くされました。

    夜中の0時予約開始とかありましたね。スマホとパソコン2台駆使しているママ友もいました。

    この苦労はやった人にはわかると思います。

    必死で早打ち入力しても、画面がフリーズしたり、やり直しになったり。そのあげくの「満席」。

    予約できなかった学校については、キャンセルが出ないかチェックし続けなくてはなりません。

    学校訪問というより、訪問するための予約の苦労が大変すぎて、書かずにいられませんでした。

    予約がんばったみなさま、お疲れ様でした。

    今がんばっているみなさま、自分をほめてあげてください。