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  • 運動量は減っても食事量は減らせない

    多くの中学受験生が、受験が近づくと習い事やクラブチームなどを休んだりやめたりしています。

    娘も入塾前に英語教室をやめ、6年生の真ん中くらいにスポーツ教室をお休みしました。

    運動不足とおそい夕食

    娘の場合、スポーツ教室といっても、競争のないゆったりしたタイプだったので、お休みしても一気に運動不足にはなりませんでした。

    やはり日ごろからハードに運動していた子がやめると、影響が大きいようでした。

    運動していないのに食べる量が変わらない。

    塾が終わってから夕飯のため、寝る前にたくさん食べてしまったりする。

    そういうお子さんも多かったです。

    こういうと身も蓋もないですが、もう仕方ないです。

    運動が好きな子ができないだけでもストレスなのに、ダイエットなどさせられません。

    それこそ勉強にプラスにはならないようです。

    もちろん日ごろの食事を揚げ物を減らすとか、野菜を工夫してたくさん食べさせるとかはできます。

    休憩時間にしっかり運動する子も

    受験勉強の休憩時間に、運動をがっつりさせている方もいました。

    こどもが体を動かすのが大好きな場合、少しハード目な運動を時間を決めてしっかりしたほうが、気分転換やストレス発散にもなるし、体力の維持にも役立ちます。

    これはもともと体力があって、運動したほうが精神的にいい子にはすごくいい方法だと思いました。

    もちろんこどもによって違います。

    わが家の娘のようにインドア派の子にハードな運動をさせ過ぎると、その後勉強する体力がうばわれてしまいます。

    たまに友達と鬼ごっこをやりすぎて、塾の前にばてている日もありました。

    親はあーあと思ってしまいますが、疲れていても楽しそうなら良しとしました。小学生ですから。

    入試が終わって運動を再開すると

    食べ過ぎ、というより運動量が少なくなったために食べ過ぎになっている子がいます。

    娘の友達のAくんはスポーツが大好きで、食べる量も大人並みでした。

    塾が終わるとお腹はペコペコ、いつもより早食いになってしまい、寝る前にたくさん食べてしまいます。

    当然体重も増えていって、体型も変わりました。

    だけど勉強をがんばってやっとホッとできる夕食です。

    Aくんのお母さんは、やっぱり好きなものを食べさせたいと思い、とくに食事を制限していませんでした。

    無事に入試が終わり、Aくんはスポーツや友達との外での遊びを再開。

    最後の小学校生活を満喫していました。

    毎日よく動いているといっても、そんなにすぐ体重や体型が変化するわけではありませんでした。

    変わったのは中学校に入ってからです。

    念願の運動部に入ったAくん。

    入った部活は練習が熱心で、さすがのAくんも最初のころはへとへとでした。

    ですがハードな練習をがんばるにつれ、顔はシャープに、体型もどんどんすらっとしていきました。

    身長が伸び始めたこともあります。

    体力もつき、忙しいながらも規則正しい生活を送っています。

    気が付くと、ふわっとしていた小学生は、しっかりがっちりの中学生へと成長していました。